メモ帳兼備忘録

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#ゲーム #決闘記録
ゼンレスゾーンゼロ

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(問1)
この時の彼の気持ちを800字以内で述べなさい。

プルにゃんの信頼イベを最後まで終わらせたらライトと比較してよりしんどくなった話する???

結論から先に言うと
ライトとプルクラはお互いの対比として存在することで、よりキャラが深まる


プルにゃんが過去を明かしてその上で改めてカリュドーンの子に受け入れられてるのを、あの男はどんな気持ちで眺めてるんだよ……
「あんたはそれでいい、よかったな」くらいに思ってんだろ絶対……くそ……

郊外で生き抜くには適性があるなら傭兵になるのが最もいい、って話から傭兵は珍しいものでもないのだろうけど
とはいえ仲間失った元団長が2人もカリュドーンの子に加入してるのなんの因果なの
しかも似たような境遇でありながら2人は対照的に描かれてる
これがワザとじゃないならなんだと言うんだゼンゼロくん

ライトが「過去の仲間を自分の決断のせいで死なせた」上で自分のために生きられなくなったのに対し
プルクラは「親友に裏切られた」結果、自分のためだけに生きることを決断した


ゆえにプルクラは「もう誰も信用しない」と誓い、ライトは「もう誰も導かない」と誓った
こういう構図なのエグすぎるでしょ

「自分を守るために他者を切り捨てる」ことで生き延びたプルクラ
「他者を守るために自分を切り捨てた」のに今なお生きながらえてるライト
プルクラは「被害者」側だがライトは「加害者(だと自分で思い込んでる)」側
しかし一見するとライトは善人、プルクラは悪人(実際は悪ではないが善でもない中立だが)に分類されがち
その上でプルクラは仲間に全て打ち明けて迎え入れられ、ライトは未だに1人で抱え続けてそもそも受け入れてもらおうという気がない

なにこの地獄絵図……最高かよ


プルにゃんがライトの過去や生き方を知ったら「バカな男」と思うのだろう
ライトから見たプルクラは「そうなるのもやむなし」なのだろう
互いの生き方を理解はしても共感はしない
ただ、カリュドーンの子の中ではお互いに適度に距離を保ったまさに“ビジネスパートナー”な関係を築けそうなのは正直燃える

プルクラが何をやらかそうが裏切ろうが、ライトがいるなら大丈夫でしょという安心感はあるだろうな
この男は死んでもカリュドーンの子を守る、という信頼がある
ただ、プルクラもそこに含まれていることを忘れてはいけない
カリュドーンの子である以上、プルクラが本当に裏切ったところでライトはプルクラ自身も含めて守るだろう
「あんたがいなくなったら、バーニスの作るドリンクがしょっぱくなるだろ?」とか、そういう理由で



これまでライトは“個”で完結してる部分が多かったからそこに他者を持ち込む余地はあまりなかったのだけど
プルクラのストーリーが追加されたことで両者を“比較”した上で更にライトの深掘りできるようになったのはまた面白いなーと思いました

……でもそう考えたらやっぱライトの問題はライト自身にしか解決できないんだなって
仲間に打ち明けてすぐにどうこうできるわけじゃない、シーザー率いるみんなで「オレ様たちがついてるぜ!」してもそうそう変われることじゃないから、そのように描写されてるんだよなって
改めて思い知らされ抉られる羽目になるの何……

プルにゃん……ありがとね……

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ゲーム:ゼンレスゾーンゼロ


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